『RIZIN男祭り』で朝倉未来と対戦する鈴木千裕 (C)ORICON NewS inc. 5月4日に開催の『RIZIN男祭り』(東京ドーム)で朝倉未来との対戦が決定した前フェザー級王者の鈴木千裕が、9日にABEMAで放送された『RIZIN男祭り 緊急!アベマSP特番』に出演。前戦からわずか1ヶ月の連続参戦を決めた思いを激白した。
【動画】【RIZIN】朝倉未来vs.鈴木千裕が決定「死闘になる」「タイマンはりましょう」前王者がダウトベックとの激闘から1ヶ月で連戦 復帰する朝倉の対戦候補として名前が上がっていた鈴木だったが、先月30日の『RIZIN.50』でカルシャガ・ダウトベックと壮絶な試合を繰り広げた末に判定負け。この試合を現地で解説していた朝倉は「ここまで激闘を繰り広げた選手とは戦えない」と対戦に否定的だった。
鈴木も試合後に「鼻が折れていると思います」「ちょっと一人になって自分を見つめ直してきます。ちょっとだけでいいので、自分と向き合う時間がほしいです」と治療と充電期間に入ると語っていたが、それからわずか1週間で超回復したようで、RIZIN榊原信行CEOに朝倉戦を直訴。電撃的にスペシャルマッチが決定した。
番組に出演した鈴木はケガの状況について「足は折れたなと思っていたけど、数日後に歩けるぞ?って。足も拳も順調に治ってきて、鼻も軟骨が曲がっていただけなので戻して。打撲も2〜3日で治りましたね」と説明。
メンタル面についても「不思議と一時の感情に過ぎなかった。試合に負けて落ち込んで、どうしようかなと数日過ごしていると、やっぱり格闘技が大好きだから時間が経つにつれて闘いたくなる」と明かす。そして「僕がいつか格闘技を引退したときに東京ドームに出なかったことを後悔すると思った。絶対後悔したくない。それが素直な気持ちです」と心境を吐露した。
対戦する朝倉についても「MMAとフェザー級の時代を作り上げた人ですし、賛否はあるけれど格闘技をいい方向に盛り上げてくれた人」と印象を語り、「因縁ではなくリスペクトを持って、MMAというスポーツとして試合をしたい。子どもたちが試合を見て、将来格闘技をやりたい!と思ってもらえるような試合をドームでやることが1番ですよね」とこの試合にかける思いを打ち明けた。
試合内容についても「分析なんてどうでもいい、『男祭り』で対策とるなんて男気なくないですか?一発本番。僕が望むのは未来選手と男同士の打ち合いをしてどちらかが散る。それだけです。MMAなので寝技もあると思いますが、男同士の殴り合いを見せることでファンの心を動かせると思う」と熱いメッセージを視聴者へ送った。