「ポケふた」と呼ばれるマンホールが日本各地に設置されているのをご存じだろうか。
ポケふたにはさまざまなポケモンが描かれており、世界に1枚しかないというオリジナルのデザインを採用している。株式会社ポケモンが、各地の来訪促進を目的に日本全国へ寄贈したものた。日本では既に約400ものポケふたが提供されており、その数は増え続けている。
このポケふたは、位置情報ゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」とも連動しており、設置されたポケふたは、ポケモンGOのポケストップになっている。ポケふたを訪れたトレーナーがそのポケストップのフォトディスクを回すと、ポケふたのポストカードをゲットできる。このポストカードはフレンドに送ったり、ポストカードブックに保存したりできる。
ポケふたのポストカードはコレクション要素が高く、このポストカードを集めるためにポケふたのある場所を訪れているトレーナーもいるほど。ギフトとして送れるので、トレーナー同士の交流のきっかけになっているという人も多いだろう。
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このポケふたをさらに楽しめる新機能が、ポケモンGOに追加される。それが、4月13日から提供される「GOスタンプラリー」だ。GOスタンプラリーでは、特定のイベントに関連する場所にあるポケストップで、さまざまなポケモンのスタンプを集められる。
このGOスタンプラリーがポケふたとも連動し、ポケふたのスタンプをゲットできる機能を近い将来リリースする予定だという。GOスタンプラリーでゲットできるのはスタンプだが、ポケふたのあるポケストップを訪れると、ポケふたそのものをスタンプとして集められる。
GOスタンプラリーで押したスタンプは、押すタイミングや強さによって角度や濃さが変わるが、ポケふたのスタンプは角度のみが変わり、濃さは変わらない。
また、ポケふたは「コンプリートが難しく、その概念がそもそもない」(Pokemon GO UXデザイナーの石塚尚之氏)ことから、フレンド同士で力を合わせてスタンプラリーを進めていく機能を取り入れる。
ポケふたのポストカードをフレンドに送ると、フレンドがスタンプとして保存できるようになる。入手したトレーナーとフレンドが押したスタンプのデザインは同じだが、入手したトレーナーのスタンプは周囲がオレンジになり、ギフトとしてゲットしたスタンプはの周囲は青色になる。ギフトとしてゲットした人が、その後、ポケふたの場所を訪れてスタンプをゲットすると、スタンプの枠はオレンジ色に変更される。
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GOスタンプラリーでは、集めたスタンプの数に応じてポケモンと出会えるチャンスがあるが、ポケふたのスタンプをゲットしても、ポケモンと出会えるリワードは得られないとのこと。例えば、ミュウが描かれたポケふたのスタンプをゲットしたからといって、ミュウが出現することはない。
ポケふたのポストカードは日本にしかないコンテンツだが、GOスタンプラリーを通じて海外のユーザーにも送れるようになる。
「●●のポケふたがあるので、欲しい人はリプライください」など、筆者の周囲でも、フレンド間でポケふたのギフトを送り合うやりとりはよく目にする。このギフトがスタンプとしても収集可能になれば、ポケふたの収集意欲がさらに増し、ポケふたをきっかけにしたフレンド間の交流もさらに活発になりそうだ。
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