今夏移籍の可能性が報じられたドウグラス・ルイス [写真]=Getty Images ユヴェントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイスの売却を検討しているようだ。9日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
現在26歳のD・ルイスは母国のヴァスコ・ダ・ガマでプロデビューを飾り、マンチェスター・シティとジローナを経て、2019年夏にアストン・ヴィラへ加入した。すぐさま中盤の主軸に定着すると、5年間で公式戦通算204試合に出場し22ゴール24アシストをマーク。昨年夏には総額5150万ユーロ(約83億円)と報じられた移籍金でユヴェントスへ活躍の場を移した。
しかし、新天地では度重なる負傷の影響もあり定位置を確保することができず。ここまで公式戦通算22試合に出場しているが、プレータイムの合計は795分間に留まっている。
期待されたパフォーマンスを見せることができていないD・ルイスだが、わずか1年でユヴェントスを退団する可能性が浮上しているようだ。報道によると、同クラブは今夏の移籍市場での補強に向けた資金捻出のため、D・ルイスを他クラブへ売却する可能性があるとのこと。現在プレミアリーグの複数クラブが獲得に興味を示しており、ユヴェントスは獲得時に費やした資金の大半を回収するべく、4000万ユーロ(約64億円)程度を要求しているという。
なお、ユヴェントスはニューカッスル所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリに関心を寄せており、“トレード要員”としてD・ルイスを譲渡する可能性があるとも報じられている。
果たしてD・ルイスは今夏にユヴェントスを去ることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。