
「日本百名山」と聞くと、上級者向けと思う人も多いかもしれませんが、実は初心者でも登りやすい山が東日本には多くあります。
本記事では、登山初心者も登りやすい「東日本の日本百名山」を3座厳選して紹介します。あわせて、安心・快適な山歩きをサポートしてくれるおすすめの登山ギアも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
●東日本の日本百名山:筑波山
茨城県にそびえる標高877mの筑波山は、関東平野を一望できる絶景や多彩な登山ルートで多くの登山者を魅了しています。
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男体山と女体山、2つのピークを持ち、山頂からの眺めは開放感たっぷり。都心から電車とバスで約2時間とアクセスしやすく、日帰りハイクにぴったりです。
登山口には筑波山神社があり、古くから信仰の山としても親しまれてきました。ケーブルカーやロープウェイを使って頂上近くまで登ることもできるため、初めての登山でも安心して楽しめます。
大きな岩場を登ったり、くぐったりするスポットや、洞窟のような場所もあり、自然の壮大さに感動できるうえ、ちょっとした冒険気分が味わえるのもポイント。山頂付近には茶屋もあり、絶景を眺めながらお弁当を広げるのもおすすめです。
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●東日本の日本百名山:大菩薩嶺
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山梨県に位置する標高2057mの大菩薩嶺。上日川峠(かみひかわとうげ)まで車やバスでアクセスでき、そこから山頂を経て大菩薩峠を巡る周回コースなら、所要時間はおよそ3時間半。標高差も約500mと控えめなため、初めての高所登山にもぴったりです。
山頂は森に囲まれているものの、大菩薩峠からは南アルプスや富士山を望む絶景が広がり、気分もリフレッシュ。コース途中には軽食や休憩を気軽に楽しめる茶屋もあります。
また、「福ちゃん荘」と呼ばれる山小屋もあり、山小屋泊やテント泊も可能。初めての宿泊山行にチャレンジするためにこの山を選ぶ人も少なくありません。
時間に余裕があれば、山麓で山梨名物のほうとうを味わったり、周辺の観光を楽しんだり、富士五湖周辺でキャンプをしたりと、登山プラスアルファの楽しみができるのも魅力です。
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●東日本の日本百名山:丹沢山
神奈川県西部にそびえる標高1567mの丹沢山は、アクセスの良さと歩きやすさから、登山ビギナーに人気の山です。
小田急線・渋沢駅からバスで登山口の大倉へ向かい、塔ノ岳を経由して登るルートが一般的。車がなくても気軽に訪れることができるのも魅力です。
道中は整備された登山道が続き、ペースを保って登れば、体力に自信がない人でも安心して挑戦できます。山頂にたどり着けば、丹沢山地の重なり合う風景と、その奥に浮かぶ富士山の雄姿が出迎えてくれます。
空気の澄んだ日には、山々の美しさに圧倒されることでしょう。春〜初夏は新緑、秋は紅葉など、何度訪れても新しい発見があるのも丹沢山の魅力。はじめての百名山登頂に、自信をつけたい次の一歩に、ぴったりの山です。
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●東日本の日本百名山を登るのにおすすめのギア
ヴァストランド レジャーシート コンパクト
小さく折りたたんで持ち運べるレジャーシートは、仲間と昼食を囲む際に便利です。
ザ・ノース・フェイス ランシールドキャップ
春も意外と紫外線が強いもの。顔だけでなく、首元の日焼け対策も重要です。
カリマー クリーヴ 30
日帰り登山におすすめの30L容量のリュック。軽量で体に負担がかかりにくいことや、使いやすい大型メッシュポケットがポイントです。