Nianticは3月12日に、ポケモンGOと「ピクミンブルーム」「モンスターハンターNow」の事業を、米国のモバイルゲーム会社、Scopely(スコープリー)に売却することを発表している。
買収によってゲーム事業がどうなるのかが懸念されるが、ポケモンGOのチームリーダー、エド・ウー氏が「次の10年に向けて」と題したメッセージを同日に公開し、ポケモンGOのチームは変わらず開発を続け、さらに進化させていくことを述べていた。
この発表から約1カ月後の4月9日、Nianticは日本のオフィスでポケモンGOの新機能「GOスタンプラリー」に関する説明会を実施した。
4月9日の説明会は、Scopelyへの売却を発表してから、初めてNianticが公の場で説明をする場でもあった。もちろん、本題はGOスタンプラリーだが、冒頭でNiantic広報担当者がScopelyの件に触れ、改めてポケモンGOを今後も継続していく旨をコメントした。
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買収については「今までのNianticのゲーム事業やイベント、ゲーム自体のパフォーマンス、ユーザーにどれほど受け入れられているかを評価して買収に至っている」と説明する。つまりScopelyがNianticのゲームそのものに価値を見いだし、買収後も継続することが前提になっている。
「Scopelyの影響を大きく受けて、ゲームの方向性が変わることはない。今までやってきたことを続け、強化していくことを支援してもらう。極端な話、サービスの終了はないのでご安心いただきたい、ということは伝えていきたい」
「既に発信されている内容以外でご案内できることは今のところない」(同社)が、少なくともポケモンGO自体は今後も継続し、進化させていく意向であることは伝わった。
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