バイエルン残留を望むサネ[写真]=Getty Images
バイエルンはドイツ代表FWレロイ・サネに対して、契約延長オファーを出したと、10日ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
現在29歳のサネは、2020年夏にマンチェスター・シティから加入すると、ここまで公式戦213試合に出場。59ゴール54アシストの成績を残し、7つのタイトル獲得に貢献している。
加入5シーズン目を迎えているサネは、今シーズン限りで契約が満了となる。これまで契約延長に向けた交渉が行われていると報じられていたが、進展はみられず、いまだ去就は不透明となっている。しかし報道によると、バイエルンのスポーツ部門で最高経営責任者を務めるマックス・エーベル氏は、サネに契約延長オファーを提出。サネの引き留めを決意したようだ。
提示された内容に関しては2028年までの3年契約で、年間1000万ユーロ(約16億円)の固定給に加え、400万ユーロ(約6億円)から600万ユーロ(約9億円)のボーナスが加わると伝えられている。
現在サネは、総額2000万ユーロ(約32億円)の給与を受け取っていることも明かされており、契約延長には減給を受け入れることが必要のようだが、同メディアは「サネはバイエルンに留まりたいと考えている」と指摘。そしてフロリアン・プレッテンベルク記者も、「減給を受け入れる準備がある。合意に向けて話を進めており、交渉は重要局面に入りつつある」と報じており、契約延長の公算が高まっている。