トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督がフランクフルト戦を振り返った。10日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝・ファーストレグが10日に行われ、トッテナムはホームでフランクフルトと対戦した。試合は立ち上がりの6分にウーゴ・エキティケの得点でアウェイチームが先制したものの、26分にペドロ・ポロが同点弾をマーク。後半は序盤からトッテナムが主導権を握るが、枠に2度嫌われるなど複数の決定機を仕留めきれないまま時間が経過する。結局、ゲームは1−1でタイムアップ。タイスコアでセカンドレグに臨むことになった。
試合後のインタビューに応じたポステコグルー監督は、「私たちにとって一番大きな痛手は、あまりにも早く失点してしまったことだ」とゲームの分岐点を分析。「それが相手に有利に働いたと言えるだろう」と述べつつ、「しかし、試合終盤には我々が優位に立つと常に感じていた。普通の試合なら私たちが快勝していたと思う」と見解を語っている。
また、「次の試合(セカンドレグ)で勝負が決まることは分かっていた。このパフォーマンスを繰り返せば我々にも十分チャンスがある」とコメント。続けて、「次の試合はオープンな展開にはならず、慎重な試合になるだろう。ほんのわずかな瞬間が勝負を分けることになる。第2戦はきっと拮抗した展開になるだろうし、延長戦になるかもしれない」と展望を口に。「全員が準備万端である必要がある。ただ良いニュースとしては、ほとんどの選手が戻ってきてコンディションも良好なこと。それは非常に重要な要素だ」と次戦に向けた意気込みを語った。
運命のセカンドレグは、17日にフランクフルトの本拠地『ヴァルトシュタディオン』で開催される。