広瀬めぐみ元参院議員 公設第2秘書の給与など計約358万円を国からだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元参院議員広瀬めぐみ被告(58)を懲役2年6月、執行猶予5年とした東京地裁判決が11日、確定した。検察側、被告側双方が期限の10日までに控訴しなかった。広瀬被告は弁護士だったが、有罪確定により資格を失った。
判決によると、広瀬被告は2022年12月、公設第1秘書の男性の妻を公設第2秘書に採用したと虚偽の届け出をし、23年12月までに国から秘書給与や退職手当計約358万円をだまし取った。
広瀬被告は盛岡市出身。22年参院選で自民新人として岩手選挙区で出馬し、初当選した。