内枠巧者のタガノエルピーダ(24年4月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん) 金曜正午の時点で中山は芝ダートともに稍重。ただ、ここから回復するので、良に近いコンディションになるだろう。芝は速い時計が出ているが、開催を重ねて外が伸びるようになっており、M〜Hペースなら外差し優勢と考えたい。ダートは目立ったバイアスがない。
阪神は芝ダートともに良で、芝は高速馬場。開催が進んでいるものの、依然として内有利。とりわけ内回りはロスなく運んだ馬に分がある。ダートはペース次第で差し馬にも出番ありとみられる。
同じく福島は芝ダートともに良。芝は開幕週らしく、内枠と逃げ先行馬が有利。とりわけ1200mはその傾向が顕著になる。ダートは小回りなので前有利だが、ペース次第では差し馬にもチャンスが回ってくる。
【注目馬】
中山11R・イミグラントソング…今回と同舞台の前々走は2着だったが、鋭い末脚が目に付いた。アドマイヤズームが抜けた実績だが、マークするように運び、一瞬の脚でかわしたい。
阪神11R・タガノエルピーダ…過去3勝が2番、4番、2番の内枠巧者。内有利の馬場で3番枠なら、重賞でも好勝負になる。
福島12R・アイノセンシ…実績上位に加え、テンのスピードはメンバー中一番。前有利の開幕週なら悠々と押し切れる。