
暖かくなってきたので、薄着になることも増えてきました。特に日中は薄手の長袖シャツ1枚で過ごせる日もありますね。
ここでは、春に欲しくなるロンTの中でも、ワークマンと無印良品の同価格帯の製品を比較します。製品選びの参考にしてください。
ワークマンの「サーバーコットンプルオーバー」(以下、ワークマンのロンT)と、無印良品の「天竺編みクルーネック長袖Tシャツ」(以下、無印のロンT)を比較します。
●価格はほぼ同じ 両方ともカラー展開が豊富
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ワークマンのロンTと無印のロンTでは、価格が10円だけ異なります。ワークマンの方は1280円(税込み、以下同)、無印の方は1290円です。両方とも、1300円を出せばお釣りがくる安さです。
またカラーバリエーションについてですが、ワークマンはオフホワイト、ブラック、セージグリーン、オフホワイト×ブラック、オフホワイト×ラベンダー、オフホワイト×ピンクをラインアップ。サイズはM〜LLを展開しています。
一方で無印は白、グレー、黒、スモーキーイエロー、ペールグリーン、ミディアムグレーボーダー、黒ボーダーをラインアップ。サイズはカラーによって異なりますが、XS〜XXLを展開しています。
●首元の開き具合が違う
ワークマンのロンTと無印ロンのTは、首元の開き具合に違いがあります。並べるとよく分かるのですが、ワークマンのロンTの方が大きく開いています。
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実際に着用してみると、無印のロンTは鎖骨がしっかりと隠れるくらいですが、ワークマンのロンTは鎖骨が見えそうになるくらい開いています(写真は、いずれも身長155cmの女性がMサイズを着用しています)。
ワークマンのロンTは首元に余裕ができるので、前屈みになるとインナーが見えてしまいそうになります。また普通に立っていても、インナーの肩ひもが見えそうになります。一方で無印のロンTは、インナーが見えることはなさそうです。
また襟のデザインですが、両方とも、リブのようになっています。生地がしっかりとしているので、数回着ただけで襟が伸びてしまうことはなさそうです。
フィット感は、無印のロンTの方があると思います。ワークマンのロンTは、ゆったりしたシルエットになります。
●無印の方が生地は滑らか
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気になる肌触りですが、無印のロンTの方が、滑らかさがあります。無印のロンTの生地は綿60%、ポリエステル40%の混紡素材なので、柔らかい触感なのでしょう。また適度な厚みのある天竺編みなので、透け感もありません(筆者が購入したスモーキーイエローの場合)。
一方でワークマンのロンTの方は、綿100%。生地は厚手でしっかりしています。筆者はオフホワイト×ピンクのカラーを購入したのですが、インナーが透けることはありませんでした。
ワークマンのロンTの方は、裾に工夫が施されています。前と後ろで丈の長さが異なり、サイドにスリットが入っています。1枚でさらっと着るとしても、このスリットがちょっとしたアクセントになりますね。
●ワークマンのロンTにははっ水加工が施されている
ワークマンのロンTと無印のロンTでは、機能性にも違いがあります。
ワークマンのロンTには、はっ水加工が施されています。また表側は防汚素材でできており、コーヒーや酒類、醤油などの水溶性汚れが付きにくくなっています。小さな子供の世話をするような機会が多かったりすると、汚れにくいシャツはありがたいですね。
以上、ワークマンのロンTと無印のロンTでは、価格帯がほぼ同じでも、素材感やサイズ感が異なることが分かりました。自分の好みや使用シーンなどに合わせて検討してみてくださいね。