【カーリング】フォルティウス、４―６で準々決勝敗退　世界１位に第6Eまでリードも逆転負け

＜カーリング：プレイヤーズチャンピオンシップ＞◇12日（日本時間13日）◇カナダ・オンタリオ州トロント◇プレーオフ準々決勝（8エンド制）

2月の日本選手権を制したフォルティウスが日本勢では唯一プレーオフに臨み、4−6でレイチェル・ホーマン率いるカナダチームに敗れた。今年の世界選手権王者で世界ランキング1位の強敵に屈した。

フォルティウスは0−1で迎えた有利な後攻の第2エンド（E）に2得点で逆転。スキップ吉村紗也香を中心に冷静な試合運びを見せ、第4Eにも1点をスチール。第6E終了時点で4−2とリードした。

不利な先攻の第7Eを最少失点にとどめれば勝利に大きく近づく展開だったが、2点を献上。同点で迎えた最終第8Eでも2点スチールを許し、逆転負けを喫した。

1次リーグでは8−4で勝利を収めており、プレーオフでも中盤まで主導権を握り続けたが、あと1歩届かず。強敵相手に連勝とはならなかった。

フォルティウスは9月には来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表チームをかけた決定戦（北海道・稚内）が控えており、SC軽井沢クラブ、ロコ・ソラーレと対戦する。