ワークマン「980円は破格すぎる」「通気性はいいのに乳首が透けない」絶対に買い逃してはいけない“春の新作4アイテム“

0

2025年04月13日 09:10  日刊SPA!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊SPA!

これ、すべてワークマンのアイテム
 スタイリストの大日方理子と申します。ふだんは女性メディアでの情報発信が多いのですが、ワークマンの2025春夏展示会に行ったら、メンズ商品がすごくおしゃれになっていたので、ご紹介したいと思います。
 ワークマンが雑誌『OCEANS』とコラボしたアイテムがおしゃれなのは納得だとして、コラボではないカジュアルラインもおしゃれになった気がします。おすすめ4点をピックアップしました。

◆今年は襟付きアイテムに注目

 最近のファッショントレンドからは「バックトゥベーシック(原点回帰)」の流れを強く感じます。トラッドやプレッピーをキーワードに挙げているブランドも多く、ブレザーやネクタイ、ローファーなどが注目されています(トラッドは伝統的=traditional=な英国紳士の装いを、プレッピーはアメリカで名門私立進学校=preparatory school=に通う学生たちが着ていた良家風の装いを指します)。

 ここ15年くらいバンドカラーと呼ばれる襟なしのシャツが多く出回っていましたが、今年はシャツやポロシャツなど「襟付きのアイテム」が断然おしゃれです。

 ほっこりと懐かしさもあるニットポロシャツもトレンドアイテムのひとつ。ワークマンの半袖ニットポロシャツは驚きの税込980円です。ひょっとしてポロシャツは「ダサい」とか「おじいさんが着るやつ」って思いました?今年はポロシャツがおしゃれです!

◆きれいめサンダルに本気を見た

 足の甲を格子状に覆うサンダルはグルカサンダルやケージサンダル、フィッシャーマンサンダルと呼ばれ、ここ5年くらい流行しています。人気が落ち着いてきたと思っていたら、去年から人気が再燃している模様。ワークマンのフィッシュボーングルカサンダル(3500円 税込、一部店舗限定販売)は、センタープレスパンツなど、キレイめアイテムと合わせるのがおすすめです。

 ワークマンの展示会で作業着系でもアウトドア系でもないグルカサンダル(3500円 税込)を見たときに、「普段着に食い込みたい」ワークマンの本気を感じました。ブラウンとブラックの2色展開です。いつもならブラックを選ぶアイテムも、あえてブラウンに選ぶと今年はおしゃれに見えます。

◆機能性×ひねりの効いたデザイン

 通気性に優れた半袖シャツは、暑い季節にぴったり。ポケットが左右に付いているデザインを選べば、シャツだけで着ても乳首が透けないと思います。速乾でシワになりにくい機能性素材ならなおよし。

 雑誌『OCEANS』のファッション性とワークマンの機能性素材のかけ合わせで完成したブリーズフロー™︎超通気半袖オーバーシャツ(1780円 税込)は、アジア人の肌に馴染みが良い、少し黄色が混ざったピンク色。カーキのほか、ブラウン・グレー・ブラック・ネイビーなどのカラーとも相性◎です。

◆蒸れない快適ショートパンツ

 ショートパンツ姿がおしゃれに見えるか否かは、丈感と筒の太さにかかっています。短すぎず太すぎない上品なシルエットは大人にも穿きやすいはず。

 ブリーズフロー™︎超通気ショートパンツも雑誌『OCEANS』とのコラボ商品。通気性に優れているため、生地だけ光に当てると透けるのですが、中に体が入ると透けは気になりませんでした。ポケットの布もメッシュ素材というこだわりよう。前述のブリーズフロー™︎超通気半袖シャツのブラウンと合わせて、セットアップでも着られます。

 これまでカジュアルアイテムの取扱店舗は、メンズ商品も販売しているにもかかわらず、女性人気獲得のために『ワークマン女子』という名前でした。男性から「入りにくい」という声が多かったことから、今春『Workman Colors』に名前が変わりました。

 作業着から始まり、アウトドアから女性の普段着へ、さらに男性の普段着にも本気を出してきたワークマン。なかなか面白いことになっています。店舗をのぞいてみたら、「ワークマンやりおるな!」というアイテムが見つかると思います。

<文・スタイリング・撮影/大日方理子>

【大日方理子】
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定