21万円超のモンスターマザーボード「MEG Z890 GODLIKE」が登場

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2025年04月14日 12:10  ITmedia PC USER

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TSUKUMO eX.に入荷した「MEG Z890 GODLIKE」

 先週(4月6日週)の新製品で話題となっていたのは、MSIのE-ATXマザーボード「MEG Z890 GODLIKE」だ。Intel Core Ultra 200Sシリーズに対応するIntel Z890チップセット搭載モデルで、価格は21万1000円前後となる。


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●DDR5-9200対応&M.2 SSDスロット8基の超強力構成


 26+2+1+1の電源フェーズを備え、DDR5-9200までのオーバークロックメモリに対応する強力な仕様が特徴といえる。M.2 SSDスロットは付属の拡張カード「M.2 Xpander-Z Slider Gen5」を合わせると合計8基まで搭載可能で、さらに付属の拡張カードによってThunderbolt 5にも対応する。


 ネットワークはWi-Fi 7の無線LANと10GbE/5GbE対応の有線LANの構成となる。また、本体に3.99型LCDパネル「Dynamic Dashboard III」を備えており、ハードウェアのステータスもリアルタイム表示できる。


 入荷したTSUKUMO eX.は「MSIのZ890最高峰ですね。(2024年12月に登場したRyzen用の)『MEG X870E GODLIKE』と同じく、とにかく豪勢です。在庫状況が改善したCore Ultra 9 285Kと組み合わせる人が多いでしょう」と評価していた。


 一方で、取材時は登場直後ということもあって売れ行きの予想がつかないという声が多く、「待っていた人もそれなりにいると思いますが、今はエンスージアスト向けではRyzen 9000X3Dシリーズがとにかく人気。Intel系のニーズをどこまで掘り起こせるかが鍵になるでしょうね」(別のショップ)といったコメントも聞いた。


●2.4万円のRyzen向け白マザー「B850M DS3H ICE」がデビュー


 Ryzen向けマザーボードの新顔としては、ギガバイトからAMD B850チップセット搭載のmicroATXモデル「B850M DS3H ICE」が登場している。価格は2万4000円弱だ。


 基板からコネクター類まで白を基調にした「ICE」シリーズに属するモデルで、電源フェーズは8+2+2だ。2基のM.2 SSDスロットを備えている。独自チューニングの「X3D Turbo Mode」を使えば、Ryzen 9000X3Dに最適化されるのに加え、非X3Dでもゲーミング性能を引き上げられるとうたう。


 入荷したパソコンSHOPアークは「比較的買いやすい価格の白基板マザーですね。そこそこの性能でバランスよく構成しつつ、仕上りを白でパキッとそろえたい人にお勧めです」と話していた。


●SFF対応で2スロット厚に抑えたGeForce RTX 5070 Tiカードが登場


 グラフィックスカードでは、ZOTACからGeForce RTX 5070 Ti搭載の「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5070 Ti SOLID SFF OC」が売り出されている。価格は17万4000円弱だ。


 NVIDIAによる小型ケース向きのカード規格「SFF(スモールフォームファクター)」に適合した仕様で、カード厚を2スロット分に抑えているのが特徴といえる。カード長は約304.4mmで、消費電力は300Wだ。マシン全体の推奨電力は750Wとしている。


 ドスパラ秋葉原本店は「2スロット厚に抑えているので、小型マシンでなくても導入しやすいと思います」とプッシュしていた。


●LEOPOLDからスペースキー分割の新色キーボードが売り出される


 入力デバイスでは、LEOPOLDから60%英語キーボード「FC630MBT CORAL BLUE」が登場している。実機を展示しているオリオスペックの価格は、通常スイッチモデルが1万4980円、静音赤軸モデルは1万5980円となる。デバイスとの接続はBluetooth 5.1だ。


 先行して登場した暗色系の「GLAY BLUE」とは異なる明るいカラーリングのモデルになっており、スペースバーが左右で分割されているものポイントだ。オリオスペックは「EscキーやEnterキーを赤くするなど、カラーの配置も変えています。レトロを感じさせつつ新しい感触がありますね」と評価していた。



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