バルセロナが今夏来日か！？　現地紙「3試合の調整を完了させた。韓国と日本で開催される」

　バルセロナが、今夏にアジアツアーを実施する可能性が高まっているようだ。14日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

　ハンジ・フリック監督の下で、ラ・リーガで首位に立ち、コパ・デル・レイで優勝に王手をかけ、チャンピオンズリーグでもベスト4入りに大きく近づくなど、主要大会の“トレブル”すら現実味を帯び始めたバルセロナ。そんなブラウグラナは、今夏にアジアツアーを実施することを企てているようだ。

　スペイン紙『スポルト』によると、今夏に新フォーマットとなるFIFAクラブワールドカップが開催され、世界各国のクラブがホスト国のアメリカに集結することもあり、出場権を持っていないバルセロナは、「多くの休息を取った後、大陸を変えて新たなツアーに出発する機会を活用することになるだろう」とのこと。過去数年におけるプレシーズンツアーの舞台だったアメリカを離れ、アジアに行く予定であることを明らかにした。

　また同紙は、「公式発表されたわけではない」と前置きした上で、「バルセロナがすでに3試合のマッチメイクを完了させたことを確認した。最初2試合は韓国で、3試合目は日本で開催される」と指摘。加えて、「日本でさらに1試合の開催に向けた調整が進められている」という。現時点では、バルセロナはまず韓国へと飛び、8月6日から8日にかけて日本滞在する予定と併せて伝えている。

　なおバルセロナは、このアジアツアーで少なくとも2000万ユーロ（約33億円）の収益を期待している模様。1500万ユーロ（24億円）の固定額に、500万ユーロ（約8億円）の変動額を付帯させるとのこと。また、「カタルーニャのクラブは、さまざまな商業的コミットメントとスポンサーシップ次第では、その額が2500万ユーロ（41億円）に到達する可能性も見込んでいる」と報じている。