カエルを食べて生き延びていたひとりぼっちの子猫 ライブ配信中に保護→4カ月後の姿に涙「運命としか思えない」「想像したら泣けました」

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2025年04月15日 21:38  ねとらぼ

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ねとらぼ

ある日突然現れた子猫

 ライブ配信中に保護したという子猫の4カ月の歩みが、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で110万回再生を突破、1万3000件を超える“高評価”が寄せられています。


【画像】4カ月後の姿


 投稿したのはYouTubeチャンネル「コハク8号日記」さん。2023年生まれの茶トラ猫「コハク8号」くんを紹介するチャンネルとしてスタートしました。


●裏庭に現れた子猫


 こちらのお宅の裏庭に子猫が現れたのは4カ月ほど前のこと。外のバケツにたまっていた雨水を、背伸びをして飲んでいたそうです。


 まだ小さいのに座ったままウトウトしていて熟睡できない姿を見て、早急に保護したい気持ちになったという投稿主さん。コハク8号くんの所に寄ってきてくれて、お互いに興味があるように見えたそうです。


 動画は保護した時のライブ映像に変わります。子猫はドーナツ型のベッドの穴に収まってしまう位の小ささ。人間に対する警戒心が強いため近づいて保護するのは難しいと考え、「今晩はここで眠ってくれますように」と願って見守っていたそうです。


 投稿主さんが手を動かすと目で追っていたため、猫じゃらしはどうかと試してみると興味津々な様子。あわよくば家の中にそのまま入ってきてほしいと、コハク8号くんが外に出てしまわないよう部屋に入ってもらい、網戸を開けてみます。


 猫じゃらしにつられて部屋の入り口までやってきた子猫ですが、警戒して逃げ出してしまいます。何回か繰り返すうちに室内に入ってきたので、網戸を閉めると大暴れ。投稿主さんにかみついたり、お風呂に飛び込んだりしましたが、なんとか保護できました。


 捕獲器は翌日届く予定だったので、いったんダンボール箱の中へ。落ち着いたのを確認してからドライヤーをかけ、ぬれた体を乾かしました。


 ダンボールで一晩過ごした翌朝、コハク8号くんが子猫のことを気にしています。かけていた布をどけるとネット越しに対面する2匹。ごあいさつをしているのでしょうか。投稿主さんは、子猫が寒い場所にいないこと、ご飯を食べておなかが空いていないこと、危険が少ないことへの安心感が半端なかったとコメントしています。


 捕獲する時にかまれてしまったので恐怖心がありましたが、「私よりこの子の方がずっともっと怖くて不安なはず」と思って手を出してみると、すりすりして触らせてくれたとのこと。かまれたのは最初の1回だけで、その後は一度もかまれたり引っかかれたりしたしたことはないそうです。とってもいい子!


 外にいた子なのでシャワーで体を洗います。最初は少し抵抗しましたが、きれいにしてもらいました。


●病院で検査をしたら……


 動物病院で診察をしてもらったところ、推定3カ月の女の子で猫エイズと白血病は陰性とのこと。体重は800グラムと小さめですが、おおむね健康なことが分かりました。良かった。


 しかし、その後先生から衝撃の一言が。「この子、カエル食べてたね〜」というのです。投稿主さんはこの言葉に胸が詰まるほどのショックを受けたとのこと。その後、適切な処置をしてもらい、コハク8号くんのぶんも含めてノミ取りの薬をもらって帰ったということです。


 小さい体で懸命に生き延びてきた子猫ちゃんの毛並みは三毛の縞模様。こげ茶の中に明るい茶色が混ざっていて、お顔もとてもかわいいです。姿と鳴き声が鳥のスズメに似ているので、名前は「すずめ」ちゃんに決まりました。


●すっかり仲良くなった2匹


 過保護と親ばかには自信があるという投稿主さん。こちらのお宅にはもう1人親ばかさんがいます。それは先住猫のコハク8号くん。直接対面も果たし、だんだん仲良しになりました。


 毛づくろいをしたり、一緒にお昼寝をしたりする様子は本当のきょうだいのよう。寄り添って外を眺める姿が、たまらなくいとおしいです。


 コメント欄には「良いお家に たどり着きましたね」「ひとりぼっちで頑張って生きて来た事を想像したら泣けました!」「すずめちゃん幸せになるんだよ」「運命としか思えない程、仲良くなってて本当にびっくりです」といった声が集まっています。


 この動画の後、バレンタインデーにはラブラブなツーショットを集めた動画も公開されました。


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