【フィギュア】鍵山優真“新境地”開く SPに4F投入「陽キャではないけど…」盛り上げ役も?

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2025年04月16日 14:55  日刊スポーツ

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公式練習に臨む鍵山(撮影・宮地輝)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇16日◇東京体育館◇男子公式練習



17日〜20日に東京体育館で行われる世界国別対抗戦初出場の鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、今季最後の大会で“新境地”を開く。


会場で公式練習を実施。「ショートプログラム(SP)で挑戦する予定」と新たに投入を予告した4回転フリップを降りるなど、ジャンプ中心に調整した。大会は国・地域の6チームが4種目8人で争う対抗戦。最強国を決める一番へ「今までテレビとかで見てきた。みんなシーズン最後で吹っ切れてすごく楽しそうにやっているなと思うので、僕も今までの試合とは違って自由に滑れるかな」と笑みを浮かべた。


リンク外でも新たな挑戦に挑む。団体戦ということもり、チームの士気を高める役割も期待されるが「僕は陽キャではないので…」と、前に出る性格ではないと自虐気味。それでも、過去にテレビで見ていた国別対抗戦は「わちゃわちゃした雰囲気だった」とし、「不安だけと頑張りたい」と全力で盛り上げることを誓った。


実りの大会にする。銅メダルを獲得した先月の世界選手権ではフリー10位と苦しんだ。「モヤモヤした気持ちで終わるのは嫌だった。来シーズンに向けてチャレンジできることを楽しみながら自信を付けていきたい」。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪でも行われる団体戦。日本代表の4大会ぶりの優勝に貢献し、勝負の年となる来季へ弾みを付ける。【勝部晃多】


◆世界国別対抗戦 9度目の開催となる2年に1度の国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝12点、2位11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、イタリア、フランス、カナダ、ジョージアが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合得点での順位は得点としない。

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