きさらぎ賞覇者のサトノシャイニング 里見治オーナーは皐月賞初制覇なるか
0
2025年04月16日 18:30 netkeiba

きさらぎ賞を制したサトノシャイニング(今年2月撮影、ユーザー提供:KTomokiさん) 里見治オーナーがサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)で皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)の初制覇を狙う。
主に里見治オーナーが利用している「サトノ」の冠名からは、多くの名馬が出ている。JRA・GIはサトノダイヤモンドの16年の菊花賞、有馬記念など6勝。先月の高松宮記念をサトノレーヴが制し、オーナーにGIタイトルを届けたのは記憶に新しい。ただ、皐月賞に限ると15年にはサトノクラウン、16年にはサトノダイヤモンドがともに1番人気、20年にはサトノフラッグが2番人気に支持されたものの、それぞれ6着、3着、5着と涙を飲んでいる。
今年の皐月賞にはサトノシャイニングがエントリーしている。ここまで3戦2勝のキズナ産駒で、24年9月に中京でデビュー勝ち。続く東京スポーツ杯2歳Sは2着だったが、勝ち馬は後にホープフルSを制するクロワデュノール。その後は休養を挟み、始動戦となった2月のきさらぎ賞を快勝して、ここ目標に調整されてきた。今回は初のGIタイトルを狙うとともに、これまでに唯一先着を許している2歳王者クロワデュノールへのリベンジを期す一戦。オーナーに皐月賞初制覇を届けるとともに、世代の頂点に駆け上がってほしい。
Copyright(C) 2025 Net Dreamers Co., Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。