皐月賞で連対率100%のキタサンブラック産駒 豪華2頭出しでワンツー狙う

1

2025年04月16日 20:00  netkeiba

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

昨年のホープフルSを制したクロワデュノール(24年12月撮影、ユーザー提供:Nadepaさん)
 2年ぶり2勝目なるか。皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)は2頭のキタサンブラック産駒、クロワデュノール(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)とピコチャンブラック(牡3、美浦・上原佑紀厩舎)に要注目したい。

 キタサンブラックは言わずと知れた歴史的名馬だ。GI初挑戦となった15年の皐月賞ではドゥラメンテの3着に敗れたが、秋を迎えて覚醒。同年の菊花賞でGI初制覇を果たすと、5歳末までの現役生活でGI・7勝を挙げた。そして種牡馬としても優秀。イクイノックスを筆頭に活躍馬を次々と輩出している。皐月賞も相性が良く、これまでに2頭が出走。22年のイクイノックスが2着、23年のソールオリエンスが1着で、勝率50%、連対率100%だ。

 今年はクロワデュノールとピコチャンブラックの2頭出しとなる。前者は無敗の2歳王者。前々走の東京スポーツ杯2歳Sではサトノシャイニング、前走のホープフルSではジョバンニやファウストラーゼンなど、今回も対戦する強豪を完封している。今回は休み明けとなるが、予定通りのローテーション。不動の本命馬だろう。もう1頭のピコチャンブラックはスプリングSの覇者。包まれると脆い面がありそうだが、4角までスムーズに運べれば好勝負になっていい。

 どちらも実力は申し分なく、仕上がりも良さそう。皐月賞では16年のディープインパクト産駒(1着ディーマジェスティ、2着マカヒキ)以来、9年ぶりとなる同一種牡馬の産駒のワンツーまで期待したい。

    ニュース設定