無敗の2億円ホースで皐月賞へ 中内田充正厩舎が牡馬クラシック初制覇を狙う

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2025年04月17日 08:30  netkeiba

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昨年の京都2歳Sを制したエリキング(c)netkeiba
 中内田充正調教師が皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)のエリキング(牡3)で牡馬クラシック初制覇を狙う。

 中内田調教師は橋田満厩舎の厩務員・調教助手を経て、14年に開業した。これまでJRAで2533戦439勝。リバティアイランドで23年の牝馬三冠を制するなど、JRA・GI8勝を含む重賞44勝を挙げている。牡馬クラシックでは19年皐月賞のヴェロックスの2着が最高着順。18年の日本ダービーではダノンプレミアムが、19年の菊花賞ではヴェロックスが1番人気に推され、それぞれ6着、3着となっている。

 皐月賞にはエリキングを送り込む。父キズナ、母は18年の豪G1・BRCクイーンズランドオークス覇者ヤングスターという血統馬。23年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜)の高値で取引された。ここまで新馬、野路菊S、京都2歳Sと3戦3勝で高いポテンシャルを秘めている。前走後に右第1指骨剥離骨折が判明したため、今回は約5カ月ぶりの実戦となるが、攻めの動きは文句なし。休み明けに好成績の厩舎でもあり、万全の態勢とみていい。

 中内田調教師にとっては牡馬クラシック初制覇がかかる一戦。若き伯楽に新たな勲章が加わることを期待したい。

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