負傷離脱が続いてるA・アーノルド [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが戦線復帰に近づいているようだ。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
A・アーノルドは現地時間3月11日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグで足首を負傷。途中交代でピッチを後にすると、その後に行われたプレミアリーグのエヴァートン戦、フルアム戦、ウェストハム戦とカラバオカップ決勝のニューカッスル戦を欠場している。
アルネ・スロット監督が具体的な復帰時期について明言を避ける中、1カ月以上戦線離脱が続いているA・アーノルド。今回の報道によると、ようやくトップチームの全体トレーニングに合流し、復帰の目処が立ったという。リヴァプールの次戦は現地時間20日に控えるプレミアリーグ第33節レスター戦だが、早ければこの試合で実戦復帰を果たす可能性もあるようだ。
リヴァプールはここまでの32試合を23勝7分2敗で終え、2位アーセナルに「13」ポイント差をつけて首位に君臨。今週末のレスター戦に勝利し、同日開催の一戦でアーセナルがイプスウィッチに敗れた場合、残り5試合での逆転が不可能になるため、5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇が決まる。右サイドから多くのチャンスを演出するA・アーノルドが復帰となれば、リヴァプールにとっては大きな追い風だろう。
現在26歳のA・アーノルドはリヴァプールの下部組織出身で、2016−17シーズンにトップチームビューを飾った。ユルゲン・クロップ前監督の下で徐々に出場機会を増やすと、右足から放たれる正確無比のキックを武器に活躍し、ここまで公式戦通算349試合出場22ゴール90アシストという成績を残している。
しかし、リヴァプールとの現行契約は6月末で満了に。すでにレアル・マドリードと5年契約締結で大筋合意に達しており、今シーズン終了後の加入が濃厚と報じられている。