
写真 土屋鞄製造所(以下、土屋鞄)が、「学校に持っていく荷物」に関するアンケート調査を行った。全国の小学1〜6年生の子どもを持つ保護者662人が対象で、重たい日の荷物は約4kgにもなっているということが調査の結果わかった。
近年、デジタル教科書化に伴うタブレット端末の導入や昔よりサイズアップ・カラーページ化した教科書、水筒持参などの要因が重なり、「小学生が毎日持って行く荷物の重さ」が問題視されていることからアンケート調査を実施。質問は、「教科書やノートは合わせて何冊持って行っているか」、「通学カバンが重いと感じる理由は何か」、「タブレット端末は持ち帰っているか」、「学校は置き勉を推奨しているか」、「平均通学時間」などで、教科書やノートを5冊以上持って行っていると回答したのは全体の約33%だった。1冊あたり約200g(土屋鞄調べ)とすると、紙教材だけで1kg以上を背負って通学している子どもが多いということがわかった。
通学カバンが重いと感じる理由の第1位は「教科書をたくさん持っていくから」(49.7%)、2位は「曜日によって荷物が多い」(39%)で、これに加え、パソコンやタブレット端末といった電子機器も7割以上が持って帰っているという。これに対し学校側では、約34%が置き勉を推奨しているが、約3割が家庭学習のため教科書や電子端末を持ち帰っていると回答した。
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