山手線(左)と京浜東北線(資料写真) 2031年度開業を目指す新線「羽田空港アクセス線」の工事のため、JR東日本は19、20両日、山手線と京浜東北線の一部区間を運休する。約54万人に影響する見込みで、同社は他社線などの利用を呼び掛けている。
運休するのは、山手線外回りの上野―大崎間と京浜東北線の東十条―品川間が19日始発から20日正午ごろまで。山手線内回りは上野―大崎間で20日始発から正午ごろまで。外回りの運休区間以外でも折り返し運転のため本数が通常の4〜5割に減る。並行する上野東京ラインは増発する。
羽田空港アクセス線は3ルートあり、今回は東京駅と羽田空港を約18分で結ぶ「東山手ルート」の工事。田町駅(東京都港区)付近で18日の終電から20日正午まで、山手線や京浜東北線の線路を移動したり、ホームを拡幅したりする。