
多機能でありながら、リーズナブルなウェア・アイテムを展開する「ワークマン」。そのワークマンの2024年秋冬コレクションで大注目だったのが、無感覚アウター「エックスシェルター」です。
ミクロンサイズ粒子の積層素材を採用したエックスシェルター断熱シートは、寒さと暑さの両方に対応可能です。冬はダウンジャケットなどが展開されていましたが、2025年春夏にはフーディーが登場しています。
今回は、暑さ対策にも使える高機能アウター「エックスシェルター暑熱フーディー」をレビューします。
●ワークマンの「エックスシェルター暑熱フーディー」機能について
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エックスシェルター暑熱フーディーは、気化冷却や透湿、遮熱などを搭載した暑熱軽減ウェア。2種類の異なる機能糸を用いて、生地の表面と裏面とで異なる機能を持つ特殊生地構造となっています。
表地には、スーパー繊維である特殊酸化チタン融合ポリエステル糸を使用することで、外部エネルギーを軽減。裏側には多層疎水性ポリプロピレン系を採用することで、内部の水分を拡散し、気化熱によってウェア内の温度を下げて快適に保ちます。
先進的な繊維技術により生地は極薄なので、非常に軽量です。その他UVカットや吸水速乾、さらさらタッチなど、暑熱対策に有効な14機能を搭載しています。
●サイドのファスナーを開けると通気性抜群
エックスシェルター暑熱フーディーは暑さや熱を軽減する効果が期待できますが、運動時など体を動かした際は、どうしても暑さを感じてしまいます。
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かといって、上着を脱いでしまうと直射日光が肌に直接当たるので、余計に暑く感じてしまうことも。そんなときに活躍するのが、脇下のベンチレーションです。
サイドのファスナーを開けると、脇下部分が全開になるので、通気性が非常に良くなります。紫外線をカットしながらも、涼しさを感じられます。
ポケットは両サイドに1つずつ付いています。ポケットはしっかり深さがあるので、スマートフォンも入りました。
●ウォーキングで使ってみた
気温約17度の快晴の日に、エックスシェルター暑熱フーディーを着用してウォーキングをしました。フーディーの中にはスウェットを着ています。
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このくらいの気温の中でウォーキングをすると、いつもは途中で背中や脇が汗ばんでくるのですが、今回はそれほど暑さを感じませんでした。
直射日光が当たるので全く暑くないというわけではありませんが、汗ばみ方がいつもとは違いました。エックスシェルター暑熱フーディーがしっかりと熱を遮断し、気化熱によってウェア内を快適にしてくれているようです。
ちなみに引き手のロゴプリントと、フロントファスナーの色変化で紫外線を確認することができます。室内だと、ロゴプリントの色が白っぽいです。
屋外だと、ロゴプリントが水色に変化しています。紫外線を感知しているようです。
●顔も覆って日焼け対策
エックスシェルター暑熱フーディーのフードは、頭まですっぽり覆うことができる360度プロテクトフードとなっています。
本当に日焼けをしたくない場合は、フードがフェイスカバーのようになります。生地にはドットショット加工が施されているので、視界は確保できます。ただ多少の息苦しさはあるので、体調や環境に合わせて使いたいですね。
これだけの機能を搭載したエックスシェルター暑熱フーディーの価格は、2900円(税込)とお手頃です。カラーはブラック、ホワイト、レイクグリーン(筆者購入)の3色展開。サイズはS〜3Lまであります。身長160cmの筆者はMサイズを着用しています。
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