ドルトムントの“主砲”ギラシの契約に解除条項が付随?…約97〜122億円で今夏から有効か

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2025年04月17日 16:08  サッカーキング

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ドルトムントで得点量産中のギラシ [写真]=Getty Images
 ドルトムントに所属するギニア代表FWセール・ギラシの現行契約には解除条項が付随しているようだ。16日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在29歳のギラシはリールやオセール、ケルンなどを経て、2022年夏にシュトゥットガルトへ加入。在籍2年目の昨シーズンにブンデスリーガ得点ランキング2位となる28ゴールを挙げると、昨年夏にドルトムントへ活躍の場を移した。今シーズンはチームが8位と苦戦を強いられる中、前線の主軸としてここまで公式戦通算40試合に出場し、28ゴール9アシストをマークしている。

 今回の報道によると、2028年6月末までとなっている同選手の現行契約には、FIFAクラブワールドカップ2025終了後に有効となる解除条項が付随しているとのこと。その金額は6000万ユーロ(約97億円)から7500万ユーロ(約122億円)程度に設定されており、レアル・マドリードやチェルシーといった一部のメガクラブのみ行使が可能だという。

 この契約解除条項は、ドルトムントの来シーズンの欧州コンペティション出場権とは関連性がない模様。しかし『スカイスポーツ』は、ギラシがドルトムントで充実した日々を過ごしていると前置きしつつ、仮にドルトムントがいずれの欧州コンペティションにも出場できないとなれば、ギラシが今夏の移籍を検討する可能性も否定はできないと指摘している。

 そんなドルトムントはすでにチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカール(国内カップ戦)から敗退。今シーズンはブンデスリーガの5試合を残すのみとなっている。

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