植松死刑囚の再審、高裁も認めず=弁護側は特別抗告―相模原殺傷

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2025年04月17日 17:31  時事通信社

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時事通信社

東京高裁=東京都千代田区(AFP時事)
 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、再審を認めなかった横浜地裁決定を不服とした植松聖死刑囚(35)側の即時抗告について、東京高裁(永渕健一裁判長)が棄却する決定をしたことが17日、弁護人と高裁への取材で分かった。10日付。植松死刑囚と弁護人は最高裁に特別抗告した。

 植松死刑囚は2020年3月、一審横浜地裁で殺人罪などで死刑判決を受け、弁護人の控訴を自ら取り下げ確定した。22年4月に再審請求したが、23年4月に地裁が退け、死刑囚側が即時抗告していた。

 永渕裁判長は、再審請求には理由がないとした地裁決定について「判断に誤りはない」とした。

 控訴取り下げを巡っては、弁護人が無効を申し立てたが、22年12月に最高裁が弁護側の特別抗告を退け、取り下げは有効とした東京高裁決定が確定している。

 確定判決によると、植松死刑囚は16年7月26日未明、同園に侵入。入所者19人を殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた。 

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  • 自己愛性人格障害者に更生の余地無し。早く執行するべきだ。
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