「有隣荘」での現代アート展で展示されている絵=17日、岡山県倉敷市 岡山県倉敷市の観光名所・美観地区にある「有隣荘」で17日、現代アート作品の特別展の内覧会が開かれた。18日に開幕する瀬戸内国際芸術祭の連携イベント。
有隣荘は大原美術館の創設者である大原孫三郎が1928年に建てた大原家の別邸。毎年春と秋に一般公開しているが、老朽化に伴う改修工事を実施したため、2年ぶりの公開となった。
絵画や写真など現代アート15作品を邸内各所に展示。当時使用されていた調度品の一部も見ることができる。
大原芸術財団の長谷川祐里学芸員は「有隣荘の姿や邸内の様子をご覧いただきながら、現代アートで飾った有隣荘を楽しんでもらいたい」と話している。特別展は来月11日まで。