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<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇17日◇東京体育館◇男子ショートプログラム(SP)
3月の世界選手権6位の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が完成度の高い演技で日本に貢献した。
93・68点を記録し、12人中5位。4回転はトーループ1本にとどめたものの、全ての要素で出来栄え点(GOE)加点となった。演技後は氷に手をつき、観衆からの大きな拍手を受けた。
この日は午前に設けられた35分間の公式練習を欠席。日本スケート連盟の関係者によれば、疲労を考慮して休養を優先したためだという。“ぶっつけ本番”の演技を終えると、佐藤が自ら「足と手に力が入らなくて、6分間(練習)の時は『あぁ〜』となったのですが、本番は最後までしっかりできたかなと思います」と振り返った。前夜に頭痛で目が覚め、発熱で38度4分まで上がったという。
同じく日本代表の鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)は93・73点で4位。首位はイリア・マリニン(米国)で106・08点だった。
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◆世界国別対抗戦 9度目の開催となる2年に1度の国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝12点、2位11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、イタリア、フランス、カナダ、ジョージアが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合順位は得点としない。
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