3月の代表戦から欠場の続く守田、スポルティング指揮官がまもなくの復帰を示唆「シーズンの終盤戦で大切な存在」

　スポルティングを率いるルイ・ボルジェス監督が、日本代表MF守田英正の今シーズン中の復帰を示唆した。17日、同クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

　守田は3月、FIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨む日本代表に選出されると、3月20日に行われた第7節バーレーン代表戦でスタメン出場を果たした。前半の45分間をプレーしたが、ハーフタイムで交代。そして22日に左足肉離れのため、チームを離脱することが発表された。

　それ以降、欠場の続く守田だが、今シーズン中の復帰の可能性が現実味を帯びてきた。ボルジェス監督は、18日に行われるプリメイラ・リーガ第30節モレイレンセ戦の前日会見に出席。復帰の時期について次のように言及した。

「守田は今節を欠場するが、シーズンの終盤戦で大切な存在となるだろう。彼はピッチ上で重要な役割を担い、さまざまな問題を抱えながらもチームに貢献している。我々は彼を必要としており、すぐに復帰するだろう」

「そして彼は早期の復帰を望んでいるし、今後の試合で結果を残す強い意欲を持っている。チームにとって非常に重要な存在であり、私が心から尊敬する選手なんだ」

　現在、首位に立つスポルティングはここまで勝ち点「69」を獲得。一方、2位ベンフィカも同じく勝ち点「69」で並んでおり、得失点差はわずかに「5」と熾烈な優勝争いが繰り広げられている。さらに第33節には直接対決を残していることから、最終盤まで目の離せない展開となっている。