1強ムードの皐月賞に気になるデータ 2番人気が近5年で勝率6割

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2025年04月18日 07:30  netkeiba

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きさらぎ賞を制したサトノシャイニング(今年2月撮影、ユーザー提供:KTomokiさん)
 大波乱は少ない皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)だが、意外にも近5年で1番人気の勝利は20年のコントレイルとわずか1頭のみ。近10年まで広げても19年のサートゥルナーリアが増えるのみで2勝。一方で2番人気は近5年で21年のエフフォーリア、23年のソールオリエンス、24年のジャスティンミラノと3勝を挙げている。では、今年はどうか。1番人気はクロワデュノールで確実だが、2番人気は? そこで「候補」となる2頭を紹介したい。

 まずはサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。前々走の東京スポーツ杯2歳Sはクロワデュノールの2着だったが、前走のきさらぎ賞を快勝。まだまだ完成途上の体つきだが、着実に進化を遂げている。サトノ軍団は皐月賞と相性が悪く、15年のサトノクラウン、16年のサトノダイヤモンドが1番人気、20年のサトノフラッグが2番人気で敗退しているが、今年こそは悲願の初制覇といきたい。

 もう1頭はエリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)だ。デビューから新馬、野路菊S、京都2歳Sと無傷の3連勝。その後、骨折で休養を強いられたので休み明けでの参戦となるが、攻めは質量ともに文句なし。初の多頭数、前日輸送など課題はあるが、底を見せていないのは大きな魅力なので、一発があっても不思議ない。

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