皐月賞の2着はトライアル組に注目 要注意の1頭とは?
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2025年04月18日 19:30 netkeiba

弥生賞を制したファウストラーゼン(今年3月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん) 近年の皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)ではいわゆる「直行組」の勝利が目立つ。19年のサートゥルナーリアと20年のコントレイルは前年末のホープフルSを制して以来、実に年明け初戦での戴冠だった。また、23年のソールオリエンスは1月の京成杯以来、3カ月ぶりでのV。トライアルを経ての勝ち馬となると18年のエポカドーロまで遡らなければならず、しかも近10年ではこの馬だけとなっている。
一方で2着馬はどうか。実はグレード制が導入された84年以降の41頭のうち、20年のサリオスと22年のイクイノックスを除いた39頭が中7週以内。これは1着馬とは異なる傾向であり、少々意外な感じがする。ちなみに21年のタイトルホルダー、23年のタスティエーラ、24年のコスモキュランダはいずれも弥生賞を制しての参戦だった。
今年の皐月賞はクロワデュノールの1強ムードとなっている。確かにアタマは堅いかもしれないが、2着欄にはトライアル組をマークしておこう。とりわけ弥生賞覇者のファウストラーゼンは要注意としておきたい。
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