都市部で、携帯電話のニセ基地局のものとみられる「違法電波」の存在が、問題となっています。一体どのような影響があるのでしょうか？
都心に携帯電話の「偽基地局」？ 個人情報を抜き取りか15日（火）、村上総務大臣は閣議後の会見で…
村上誠一郎 総務大臣
「都市部で偽基地局による違法な電波発信が確認されたとSNSで話題になっていることは聞いています。都内周辺等で携帯電話サービスへの混信事案が発生していることは把握しています。現在、関係機関と連携して対応に当たっています」
総務大臣も触れた、偽基地局問題。偽基地局に携帯電話が繋がると、どのような影響があるのでしょうか。
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ITジャーナリスト 鈴木朋子さん
「偽の基地局を使って詐欺を行おうとしている人たちによって引き起こされています。偽の基地局を使うことで正規のキャリアだったら妨害されてしまうようなショートメッセージをユーザーに通すことができる」
偽の基地局は国内で違法な電波を発信し、正規の通信を妨害。偽の基地局が出す電波に繋がるとショートメッセージに詐欺メールなどを送信するといいます。
このメールにアクセスし、情報を入力してしまうと、個人情報などが盗み取られる恐れもあるんです。
持っている携帯電話によっては、違法電波に繋がる可能性もあるため注意が必要です。
30代
「ショートメッセージって意外と開いちゃう」
「最近流行の詐欺ってことですよね。怖いですね」
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10代
「繁華街は単純に人も多いし、若い人も多いので被害が増えると怖いな」
総務省は関係機関などと連携し対応。携帯大手各社も「疑わしい事象は把握していて、現在調査を進めている」とコメントしています。
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