


コノミは私の話に聞く耳をもちません。なぜなら、コノミが友だちのリラちゃんから聞いた、「娘は母親と同じ年齢で初潮をむかえる」という説を信じているからだそう。

コノミにとってリラちゃんの言うことは絶対なのです。万が一に備えて、一緒にナプキンとか買って、心の準備をしてあげたいのに……
コノミは話を切り上げて、再びゲームをはじめてしまいました。リラちゃんの話も、私のカンも、根拠がないという面では同じようなものではあります。

その日の夜遅く。帰宅した旦那と晩酌をしながら、私はコノミのことを相談しました。


「でね、私の話は聞いてもらえないから、ダイスケから話すのはどうかなって」と旦那に提案するも、「俺がよくわかっていない話を、なんで俺がするんだよ」と、あっさり断られてしまいました。
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「もうすぐ初潮をむかえそうだね?」そんな話をしてみますが、コノミは取り合ってくれません。
「娘は母親と同じ年齢で初潮をむかえる」という、友だちのリラちゃんの話を信じているのです。「だから自分はまだまだ先だ」と。
ナプキンを一緒に買いに行くのも了承してくれませんでした。困った私は、旦那にコノミに話をしてくれないかと頼みます。
しかし「自分にはムリだ」と旦那は協力する気なし。まあ、もともと彼には期待はしていませんでしたが。
私はどうしたらいいものかと、首をひねるのでした。
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原案・ママスタ 脚本・ササミネ 作画・ゆずぽん 編集・石井弥沙