
キャンプやスポーツ観戦などの際、あると便利な「ウォータージャグ」。水をたくさん入れることができ、コックをひねるだけで水が出てくるので、これからの季節に活躍するアイテムですね。
災害時に水を確保するために使うこともできるので、防災アイテムとして保管しておくのもおすすめです。持っておくと便利なウォータージャグですが、100円ショップ・ダイソーでも「折りたたみポリタンク(黒、7.5L、コック付)」(以下、折りたたみポリタンク)として販売されています。ここでは、その使い心地をレビューします。
●折りたたみポリタンクのサイズや容量
折りたたみポリタンクの容量は約7.5Lです。2Lのペットボトル4本弱の水が入ります。スポーツやレジャーでも十分に使える大容量ではないでしょうか。
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折りたたみポリタンクは本体がじゃばらになっており、使用時は伸ばして使います。使用時のサイズは約22.5(幅)×27(奥行き)×25(高さ)cmとなっています。
上の写真は身長160cmの人が持っているところ。つかんで手を下ろした状態で、底が地面につかないので、持ち運び中に地面に擦れて傷つくこともなさそうです。上部には持ち手があるので、持ち運びもしやすいですね。
●使い方は? 水はちゃんと出る?
折りたたみポリタンクには、本体上部に大きな口があり、ふたがついています。そのふたを外し、折りたたんでいた本体を伸ばして水を入れます。ちなみに、ふたを外さないと本体を伸ばすことができません。
口が大きいため、水を入れやすくなっています。本体は半透明なので、水がどこまで入っているのか外側から見て確認できます。容量が約7.5Lなので、水を満杯に入れると重さは7.5kgほどになります。重いので、持ち運ぶことが可能な量を入れましょう。
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水を入れてふたをした後、本体下部にあるコックを開くと水が出てきます。コックの開き具合で出てくる水の量を調整可能。コックを全開にすると、勢いよく水が出てきます。
コップに水を注ぐとあっという間にいっぱいになったので、注いでいる間はコックから手を離さず、すぐ止められるようにスタンバイしていた方が良さそうです。コックを閉めると、水もしっかり止まりました。ただ使い続けるとコックを閉めているネジが緩んでしまうことがあるかもしれないので、定期的に確認していきたいところです。
●折りたたむとコンパクトに!
先述した通り、折りたたみポリタンクの本体部分はじゃばらになっており、折りたたむことが可能です。使用しないときは、内側を乾燥させた後、小さくたたんで保管できます。ふたをしっかりと閉めておけば、ほこりなどが入る心配もありません。ある程度の厚みはありますが、他のアウトドア用品と一緒に収納しておいても気にならないコンパクトさでした。
●スポーツやアウトドアに 防災グッズとして持っておいても良さそう
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折りたたみポリタンクは、子供のスポーツの試合などで活躍します。水道が遠かったり、水筒では容量が少ないような場合にあると便利。また災害時に備えとして持っておいても良さそうです。もし断水になって、給水車に水をくみに行くことになっても、一度に7.5Lも水が入れられると助かりますね。
コンパクトにたためますし、持ち手やふたがあって持ち運びがしやすいようになっているので、非常時でも使いやすいだろうと思います。
ダイソーの折りたたみポリタンクは、サイズ違いも展開しています。この容量約7.5Lのものは550円(税込み、以下同)ですが、440円で買える容量約3.5Lタイプもあります。使用したいシーンや人数を考え、サイズを選んでくださいね。店舗や時期によっては在庫がない場合もあります。