<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇18日◇東京体育館
4大会ぶりの優勝が懸かる日本は、2位で競技最終日を迎えることとなった。
第2日はペアショートプログラム(SP)で、三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が1位。男子フリーは佐藤駿(エームサービス/明治大)が4位、鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)が5位、アイスダンスのフリーダンス(FD)は吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が6位にとどまった。
この日、自身の出番がなかった主将の坂本花織(シスメックス)は、応援席で仲間を盛り上げた。記者会見では「日本チーム以外の選手をリンクサイドから応援できて、見応えもあって、勉強になる面もたくさんありました。アメリカ、他の国に比べて、日本はおとなしすぎたというのはちょっとある。今日、競技が終わった人もたくさんいる。体調面が優れない人もぼちぼちいるので無理はせずに、明日は、はしゃいでもらえたらいいなと思っています」と思いを口にした。
日本は80点となり、90点で首位独走の米国とは15点差がある。厳しい立ち位置だが、19日は“りくりゅう”のペアフリー、坂本、千葉百音(木下アカデミー)が登場する女子フリーを控える。元気に盛り上げる主将は「明日はいろいろな縛りに縛られず、殻を全員破ってほしいと思います」と願った。
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◆国別成績(第2日終了時点)
<1>米国 95点
<2>日本 80点
<3>イタリア 66点
<4>フランス 62点
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<5>カナダ 54点
<6>ジョージア 48点
◆世界国別対抗戦 9度目の開催となる2年に1度の国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝12点、2位11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、イタリア、フランス、カナダ、ジョージアが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合順位は得点としない。
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