<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇18日◇東京体育館◇男子フリー
世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(20)が、ショートプログラム(SP)に続いて1位となり、米国に12点をもたらした。最終滑走で183・88点をマークした。
2位には同じく米国のジェイソン・ブラウン(30)が入り、179・33点を記録した。
米国は第2日終了時点で合計95点。2位の日本に15点差をつけ、大量リードで最終日の19日を迎える。
主将を務めるブラウンは「とにかく楽しいです。この大会、楽しすぎ」と大興奮。「2年に1回、自国の誇りをもって挑んでいる。氷の近くで観戦できることも醍醐味(だいごみ)」と充実感を漂わせた。
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最終日はペアフリー、女子フリーが控える。すでに自身の競技を終えたブラウンは「クレイジーにレベルを上げて、どんどん大騒ぎしてやろうと思っています。明日は全開でいきます」と全力応援を宣言した。
◆国別成績(第2日終了時点)
〈1〉米国 95点
〈2〉日本 80点
〈3〉イタリア 66点
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〈4〉フランス 62点
〈5〉カナダ 54点
〈6〉ジョージア 48点
◆世界国別対抗戦 9度目の開催となる2年に1度の国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝12点、2位11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、イタリア、フランス、カナダ、ジョージアが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合順位は得点としない。
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