【アンタレスS予想】帝王賞への重要なステップレース ダート路線の素質馬が激突

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2025年04月19日 06:35  netkeiba

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アンタレスSに出走予定のミッキーファイト(撮影:稲葉訓也)
 5月に行われる平安Sとともに帝王賞へと向かう重要なステップレースで、阪神競馬場ダート1800mを舞台に、別定重量で行われる。このコースはゴール前に設けられた急坂手前からスタートし、馬場を1周と少々。残り800m付近から緩やかな下りが続く傾向があるのでゴール前の急坂までいかにスタミナを温存できるかがポイントとなる。

 ◎ミッキーファイトは昨年のジャパンダートクラシックでフォーエバーヤングから0.2秒差2着。強い4歳世代を代表する1頭だ。その後、名古屋大賞典でノットゥルノ以下をねじ伏せ、前走のフェブラリーSは1番人気に支持されたが0.4秒差3着。外枠だったため前に壁を作れず、折り合いを重視しているうちにポジションを下げてしまった。それでも最後は少しずつ差を詰めて力は示している。

 〇ハギノアレグリアスは昨年、一昨年のシリウスS優勝馬。とくに59.5kgを背負った昨年のシリウスSでの追い込みは凄かった。どちらかと言えば左回りの方が良い印象もあるが阪神コースは[3-2-1-1]。昨年のアンタレスSは、いつになくポジションを取りに行ったことがゴール前で響いた印象だ。昨秋のチャンピオンズCは4着。長い休養があっただけにまだフレッシュだ。

 ▲ホウオウルーレットはプロキオンS4着、マーチS5着。良い決め手を持っているのだが、展開に左右される面がある。前々走は完全に前残りの展開で届かず、前走は追い込み馬にとっては厳しい脚抜きの良い馬場になってしまった。後方を手応えよく追走し、4角で大外に持ち出されたあとは良く伸びたが、届かなかった。今度こそだ。

 △オメガギネスはデビュー3戦目のレパードS2着で、昨年は東海S2着、シリウスS2着。昨年のフェブラリーSでは1番人気に指示された素質馬だ。確勝を期して挑んだ昨秋のみやこSでは不可解な敗戦を喫し、前走のプロキオンSも人気を裏切ったが、まだ見限れない実績はある。

 ほかでは強烈な追い込みを武器とする△ブレイクフォースも差のない印象で、先行勢の中では逃げなくても競馬ができる△ヤマニンウルスは抑えておきたい。

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