ショウナンハクウン(23年9月撮影、ユーザー提供:ひらまさん) 21年セレクトセールで高額取引されたショウナンハクウン(牡5、美浦・大竹正博厩舎)が、日曜中山7Rの4歳1勝クラス(ダ1200m)で、鞍上にJ.モレイラ騎手を迎えて2勝目を狙う。
ショウナンハクウンは父ダイワメジャー、母ラッドルチェンド、母の父Danehill Dancerの血統。母はJRA未勝利だが、半姉のテルツェットはクイーンS連覇など重賞を3勝している。伯母には、19年のオークスや21年の香港CなどG1を4勝したラヴズオンリーユー、叔父には16年のドバイターフ覇者のリアルスティールがいる。21年のセレクトセール1歳では1億6000万円(税抜)の高値となった。
ここまで20戦1勝。デビュー3戦目で7馬身差の逃げ切り勝ち。その後はなかなか結果が出せずにいたが、前々走の中山ダート1200mでは最後の直線をうまく捌いて勝ち馬と0.3差の2着。同条件の前走は、クビ差の2着と、2走続けて中山ダート1200mで好走している。
中3週で挑む今回も、好走した近2走と同条件。コンビを組むモレイラ騎手の今年の同条件の成績は3戦2勝。連対率は100%と心強い。「マジックマン」を背に、人馬ともに相性の良い舞台で待望の2勝目となるか。その走りに注目したい。