無免許で犬2匹にマイクロチップ埋め込んだ疑い 2人書類送検 福岡
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2025年04月19日 08:57 毎日新聞

福岡県警本部=森園道子撮影 福岡県警筑後署は18日、筑後市のブリーダーの女性(39)を獣医師法違反の疑いで、太宰府市の男性獣医師(71)を医薬品医療機器法違反(無許可販売)の疑いで福岡地検久留米支部に書類送検した。
女性の送検容疑は2024年8月11日〜同23日ごろ、獣医師免許がないにもかかわらず飼育していた犬2匹にマイクロチップを埋め込む診療行為をしたとしている。獣医師は女性に対し、無許可でマイクロチップなどを販売したとしている。
女性は「時間を節約するため」、獣医師は「生活費を稼ぐため」といずれも容疑を認めているという。
同署によると、女性は少なくとも、販売目的で飼育していた犬100匹ほどに同様の診療行為をしたとみられる。獣医師は、女性の他にも約80人に動物用の医薬品や医療機器を販売し、21年12月からの3年間で約1000万円を売り上げていたという。24年3月に署に匿名通報があり発覚した。【金将来】
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