先発登板した山本由伸(写真=GettyImages)◆ 今季最長イニングを無四球、今季2度目の2桁奪三振
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間18日のレンジャーズ戦に先発登板。7回無失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板した。
サイ・ヤング賞2度の右腕デグロムとの投げ合いとなったこの試合。1点リードを持ってマウンドに上がった山本は1番セミエン、2番シーガーから連続三振を奪うなど三者凡退の好スタート。2回裏には一死から5番ヤングに二塁打を許したが、6番ハリス、7番バーガーを連続三振に仕留めてピンチを切り抜けた。
3回裏には二死から連打を浴びて二、三塁とピンチを招いたものの、3番ピダーソンを初球で一飛に打ち取り、この回も無失点。4回裏にも二死から得点圏に走者を背負ったが、7番バーガーを空振り三振に仕留めてリードを守った。
5回裏は8番ハイムから三球三振を奪い、わずか9球で三者凡退。6回裏は2番シーガーからの好打順を内野ゴロ3つに打ち取った。今季最長となる7イニング目にも続投すると、 一死一塁から7番バーガーを3打席連続となる空振り三振に斬り、今季2度目の2桁奪三振をマーク。捕手ウィル・スミスが一塁走者の盗塁を阻止し、三振ゲッツーを完成させた。
この試合の山本は7回102球を投げて5被安打、無四球、10奪三振、無失点という投球。MLBを代表する右腕デグロムとの投げ合いを制し、防御率はナショナル・リーグ1位の「0.93」に低下。今季3勝目の権利を持ってリリーフ陣にバトンを託した。