<バスケットボールB3:新潟74−57岐阜>◇19日◇第30節◇アオーレ長岡
新潟アルビレックスBBが岐阜に74−57で勝った。7位の東京Zが三重に敗れたため新潟のレギュラーシーズン6位が確定した。プレーオフ1回戦(26〜28日、高松市総合体育館)は3位の香川と対戦する。
ルーキーのPG樋口蒼生(23)がチームをけん引した。23得点は自己最多、出場時間33分49秒も自己最長、ターンオーバーは3試合連続で0。第3クオーター(Q)から第4Qにかけて3本連続で3点シュートを決めて後半の岐阜の追い上げを断ち切った。「チームメートがボールを回してくれた。シュートの感覚も悪くなかった」と迷いなくリングを捉え続けた。
「相手のプレスに慌てなかった。シュートも孤立しないで打っている」。鵜沢潤監督(43)は成長を見せつけたルーキーをたたえた。「自分の方が相手より勝っているという気持ちになる」と樋口は自信を持ってプレー。映像を見て、プレスをかけてくる岐阜の守備を頭に入れておいた。「準備していた通り」と、落ちついてボールさばくことでリズムを作った。
6位になり、プレーオフの相手は香川に決定。それでも20日のリーグ最終戦を前に気の緩みはない。「岐阜との前回の対戦は初戦で大差で勝って、2戦目で負けている。明日は今日のようにはならない」とまずは目の前の1戦に集中する。【斎藤慎一郎】
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