【柔道】角田夏実「海で遊びきった後のだるさ」疲労困憊も笑顔の2勝 8強逃し「すごく悔しい」

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2025年04月20日 16:10  日刊スポーツ

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女子無差別2回戦 角田夏実対橋高朱里 ともえ投げを仕掛け有効を奪う角田(下)(撮影・浅見桂子)

<柔道:皇后杯全日本女子選手権>◇20日◇横浜武道館



体重無差別で争う全日本女子選手権で、パリ五輪(オリンピック)48キロ級金メダルの角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が3回戦で敗れた。初のベスト8入りはならなかった。


3戦目で、70キロ級の寺田宇多菜(JR東日本)と戦。普段より重い53キロで挑んだが、17キロ重い相手に敗れた。試合後には「48キロ級の試合とは違う緊張感があった。柔道を全部楽しめた」と笑顔を見せた。「勝って当たり前じゃない大会で戦って、負けたことがすごく悔しい。もっとできることがあったんじゃないかと考えてしまう」と振り返った。


1回戦で37キロ差、2回戦で23キロ差の勝負を制した疲れもあった。「海で遊びきった後のようなだるさがあった」と笑った。


大きい相手にも、果敢に得意のともえ投げを狙った。2回戦では有効を奪い、3回戦でも終了間際に相手を浮かせた。「しっかり取り切ることができなかった。投げの入り方のバリエーションを増やしていく必要があるかな」と、さらなる成長に前向きだった。【飯岡大暉】

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