久保建英が決定機演出で「前半のラ・レアルで最も危険な選手」も…後半は「チームのペースダウンに影響された」

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2025年04月21日 16:02  サッカーキング

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85分までプレーしたMF久保建英 [写真]=Getty Images
 20日に行われたラ・リーガ第32節ビジャレアル戦に出場した、レアル・ソシエダのMF久保建英について、現地紙『アス』が評価を下している。

 チャンピオンズリーグの追加枠を獲得したため、欧州大会出場圏も8位まで拡大したラ・リーガにおいて、9位につけるレアル・ソシエダは、20日の第32節で5位ビジャレアルと対戦。古巣との一戦となったMF久保建英を『4−1−4−1』の右サイドハーフに置いたレアル・ソシエダは、先制点こそ許したものの、FWミケル・オヤルサバルのドブレーテで逆転する。が、90分を通してシュート4本にとどまったチュリウルディンは、60分にFWアジョセ・ペレスに同点弾を許すと、その後も守勢に回る時間帯が続く。それでも、3度のゴール取り消しにも助けられ、2−2と勝ち点1を死守することに成功した。

 スタメン出場した久保は、85分までプレーし見せ場も作った。まず28分に、右サイドから縦に仕掛けると、エリアに入ったところで切り返して左足で柔らかいボールを供給。これが直接ゴールに向かったものの、クロスバーに嫌われた。すると44分、今度はエリア内右で対峙した相手選手に左足をチラつかせてからの縦突破でチャンスを演出。ゴール前に送ったグランダーのクロスに、MFルカ・スチッチが合わせたが、惜しくも相手GKの好守に阻まれていた。

 そんな久保について、スペイン紙『アス』は「前半のラ・レアルで最も危険な選手。ただハーフタイム後、チームのペースダウンが彼にも影響を与えた」と決定機に絡んだものの、目立ったない時間帯もあったと指摘。続けて「彼は素晴らしいゴールを決め、スチッチに絶妙なアシストを与えるチャンスがあった」と寸評を綴っている。

 今節を終えて、ヨーロッパリーグ出場圏内の7位マジョルカとのポイント差は『2』と1試合でひっくり返せる一方で、12位ヘタフェとの差も『3』と中位争いは混戦。ミッドウィーク開催となる23日の次節にアラベスと対戦するレアル・ソシエダは、3試合ぶりの白星で喰らいついていきたいところだ。

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