レヴァークーゼンCEO、シャビ・アロンソ監督との“紳士協定”を明かす…古巣からのオファーには「彼の邪魔はしない」

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2025年04月22日 07:12  サッカーキング

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レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督 [写真]=Getty Images
 レヴァークーゼンの最高経営責任者(CEO)を務めるフェルナンド・カロ氏が、シャビ・アロンソ監督と同クラブの間に存在する“紳士協定”の存在を打ち明けた。21日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 昨シーズンは就任2年目のシャビ・アロンソ監督の下、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成したレヴァークーゼン。昨季半ばから終盤にかけて数多くのビッグクラブによる関心を集めたスペイン人指揮官だが、最終的にレヴァークーゼンへの残留を決断した。迎えた今シーズンも、同クラブは第30節終了時点でバイエルンに次ぐ2位につけており、シャビ・アロンソ監督は優れた手腕で引き続きクラブを統率。しかし、現役時代の古巣であるレアル・マドリードがカルロ・アンチェロッティ監督の解任を検討していると報じられており、その後任候補としてシャビ・アロンソ監督の名前が挙げられている状況だ。

 そんななか、インタビューに応じたカロ氏が指揮官との契約について言及し、「シャビ・アロンソとは“紳士協定”を結んでいる。彼がかつて所属していたクラブからオファーが来た場合には、私たちは話し合いの場を設け、彼の邪魔はしないというものだ」とコメント。クラブとシャビ・アロンソ監督の現行契約は2026年6月までだが、特定の契約解除条項は設けられておらず、その代わりとして古巣クラブに関する“紳士協定”が存在すると明かしている。

 また、昨シーズンに「有力クラブからのオファーがあった」と告白しつつ、「我々の関係は素晴らしく、何か話すべきことがあれば必ず話し合う」とシャビ・アロンソ監督との信頼関係を強調。その一方、「クラブ間のコミュニケーションは円滑かつ敬意とプロフェッショナリズムに基づいており、ホセ・アンヘル・サンチェス氏(レアル・マドリードのCEO)とは過去にも良好な関係があった。この件においてシャビの意思が何よりも重要だ。彼は私たちを深く尊重しており、私たちも彼を尊重している」と語った。

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