ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ監督 [写真]=Getty Images ノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督が、トッテナム戦を振り返った。21日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第33節が21日に行われ、ノッティンガム・フォレストは敵地でトッテナムと対戦。試合は立ち上がりからアウェイチームが攻勢を強め、開始早々の5分にエリオット・アンダーソンの得点で先制する。さらに16分、クロスボールに反応したクリス・ウッドが得意のヘディングで追加点をマーク。守勢に回った終盤87分にリチャーリソンから1点を返されたものの、トッテナムの反撃を凌いで逃げ切りに成功し、ノッティンガム・フォレストが2−1の勝利を収めた。
今季序盤から快進撃を続けるノッティンガム・フォレストは、今回の白星奪取によりプレミアリーグ3位に再浮上。インタビューに応じたヌーノ監督は、「ゲーム終盤はとても緊張感があり、時間が早く過ぎてほしいと願っていた。トッテナムは私たちをロープ際まで追い詰めてきた」と試合を回想しつつ、「ただ、前節までのパフォーマンスからはよく立て直したと思う。試合の入りは良く、ボールを持っていない時間帯でも主導権を握っていた。私たちはチームとして一体となって戦っている」と手応えを口にしている。
また、残留を争った昨季から一転し、強豪クラブとチャンピオンズリーグ出場権を争う今季について、「今、私たちは誰も予想していなかった戦いに挑んでいる」とコメント。下馬評を覆す戦いを披露するなか、「誰かの間違いを証明したいわけじゃない。しかし、私たちは強く競い合いたいという強い思いがある。ビッグクラブと肩を並べて戦っていることを誇りに思っている」と力強く主張した。
なお、FAカップでベスト4に進出したノッティンガム・フォレストは、27日にマンチェスター・シティと激突する準決勝を控えている。タイトル獲得に向けた旅路を続ける同クラブの指揮官は、「このチャレンジを受け入れている。私たちは『ウェンブリー』に行き、ビッグクラブと戦う。今の姿勢を維持して、良い競争を続けられれば、何が起こるか分からない」と野望を口にした。