CL出場権争いの大一番へ…「1」ポイント差のヴィラを迎え撃つペップ「まさに決勝戦だ」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得への意気込みを示した。21日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。

　今シーズンは開幕から9戦負けなしと上々のスタートを切ったものの、昨年11月頃から極度の不振に陥り、早々と優勝争いから脱落したマンチェスター・シティ。前節終了時点では勝ち点「58」の5位に付け、CL出場圏内をキープしているが、6位チェルシー、7位アストン・ヴィラはわずか「1」ポイント差に迫っており、予断を許さない状況が続いている。

　現地時間22日に行われる第34節では、CL出場権争いの“ライバル”であるアストン・ヴィラを本拠地『エティハド・スタジアム』に迎える。この重要な一戦を前にグアルディオラ監督は「1試合1試合、1ポイントが非常に重要だ。ファンのみんなには試合開始直後から応援してほしい。時にはいい加減なプレーがあったり、良いプレーができないこともあるが、今こそ彼らが必要なんだ」と前置きしつつ、対戦相手の印象を次のように語った。

「この試合は我々にとってまさに決勝戦だ。アストン・ヴィラはCL出場権獲得の有力候補であり、ルイス・エンリケが率いるパリ・サンジェルマン（PSG）との2試合は本当に感動した。彼らは低い位置でブロックを形成することもできるし、そうではない戦い方もできる。大きな武器であるスピードとセットプレーから決定機を作り、非常に組織的なプレーを見せるんだ」

　なお、データサイト『Opta』は第33節終了時点での各チームのCL出場確率を算出。マンチェスター・シティは「85.32％」となっており、「78.75％」のノッティンガム・フォレスト、「75.33％」のニューカッスル、「31.39％」のアストン・ヴィラ、「29.16％」のチェルシーを上回っている。アストン・ヴィラ戦後はウルヴァーハンプトン（ウルブス）、サウサンプトン、ボーンマス、フルアムと対戦予定だ。