徳川宗家第19代当主で経済評論家の徳川家広氏(60)が22日、東京・表参道にグランドオープンするカフェ「SHOGUN CAFE&EXPERIENCE」メディアお披露目会に出席した。
インバウンド需要などを見込んだ「SHOGUN(将軍)」をコンテンツとした店舗で、エグゼクティブフェローを務める。表参道の交差点から徒歩2分ほどの好立地。「落ち着くエリアですし、外国人も多い。そして戦前にうちの屋敷が近くにあった縁もありますね」と話した。
日本の独特なコンテンツとして映画やドラマでも話題となった「SHOGUN」にスポットを当てた体験型カフェで、各地の名産品の礎となった江戸時代の献上品文化に焦点を当てた地域産業支援や、居合演武、能、茶道、書道などの文化を紹介すべく、体験コースなども用意されている。
ディズニープラスで配信されたドラマ「SHOGUN 将軍」の放映前から構想は動いていたため直接関係はないといい、主催の日本インキュベーションセンター海保学(さとる)代表理事は「私たちからしたら追い風。今後ぜひいろんなつながりから何かをやりたいなと思っています」と語った。
徳川氏は「SHOGUN」のローマ字表記について「日本語で書くと、徳川家のことを強く意味してしまいますが、英語になると広く江戸時代なども含めた意味が出てくるということです」と説明。多くの来訪者が将軍文化に触れてくれることを願っていた。
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