インテルの日程調整は難しい状況に置かれている[写真]=Getty Images
イタリアのネッロ・ムスメチ国民保護・海洋政策大臣は22日、26日開催予定のセリエAの3試合を延期することを発表した。イタリア『スカイスポーツ』が報じている。
ローマ教皇庁は21日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が逝去したことを発表。これを受けて、FIGC(イタリアサッカー連盟)は同日に予定されていたセリエA第33節の4試合を延期し、23日に代替試合を行うことを明らかにしていた。
さらにムスメチ大臣は22日、フランシスコ教皇の葬儀を26日に執り行うことを受けて、「土曜日の試合は開催されない」と発言し、第34節のコモvsジェノア、インテルvsローマ、ラツィオvsパルマの3試合の延期が決まった。
現時点で上記の3試合の日程は決まっていないものの、『フットボール・イタリア』は、コモvsジェノア、ラツィオvsパルマの試合は、27日(月)か28日(月)に変更される可能性が高いと指摘。しかしインテルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とコッパ・イタリアで勝ち残っているため、スゲジュール調整が難しい状況となっている。
イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』によると、27日への変更が許可されなければ、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグの結果を待ってから判断されるという。コッパ・イタリア決勝戦は5月14日に予定されており、インテルが決勝に進んだ場合、第34節の代替日程は、第37節と最終節の間となる、5月21日になるようだ。