トッテナムのロメロが今夏の移籍に含み「新しい場所を探すことも大切」　 アトレティコ・マドリードの関心も

　トッテナムに所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、新しいチャレンジをほのめかした。イギリス『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。

　2021年夏にトッテナムに加入したロメロは、ここまで公式戦121試合に出場し、最終ラインのリーダーとしてオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンとともにチームを支えている。しかし今シーズン、主力センターバックの両名は負傷に悩まされており、ロメロに関しては公式戦23試合の出場に留まっている。
　
　アンジェ・ポステコグルー監督が率いて2シーズン目を迎えるトッテナムは、UEFAヨーロッパリーグ（EL）で準決勝に進出しているものの、プレミアリーグでは、すでに18敗を記録し、16位に低迷している。ロメロは、アルゼンチンメディア『TyC Sports』のガストン・エドゥル記者のYoutubeチャンネルに出演し、「シーズン終了まで全力を尽くし、最高の形でシーズンを終えることに集中したい」とコメント。そして悲願のタイトル獲得へ向けて「僕らは、EL準決勝に進出した。これはクラブにとって、重要なステージへの一歩となる」と、意気込みを語った。

　そんなロメロに対して、アトレティコ・マドリードが興味を示しているとも報じられている。ロメロは今シーズン終了後に退団する可能性を匂わせており、次のように話した。

「シーズン終了後はどうなるか、様子を見る必要がある。実はまだ、エージェントと話していないんだ。僕は常に成長することを念頭に置いているし、成長のためには新しい場所を探すことも大切だ。でもシーズン終了までは時間があるので、将来については話したくないよ」