オリックス・岸田采配に解説陣注目 谷沢氏「打者にはプレッシャーがかかるが、平然と出してしまう」
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2025年04月23日 06:11 ベースボールキング

◆ 五十嵐氏「打たせてもいいのかなと思う場面で…」
オリックスは22日、ソフトバンクと延長12回の熱戦の末に5−5で引き分けた。
22日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、今季の岸田采配の特徴に注目。五十嵐亮太氏は「西川龍馬のスリーバント。打たせてもいいのかなと思う場面で、2ストライクに追い込まれて構えた状態からスリーバントに成功した」と3回無死一・二塁での攻撃を取り上げて「本塁打を打った打者でも次の打席に犠打など、今季のオリックスは非常に犠打が多くて、成功率が.947(19-18)と非常に高い。こういう細かい野球が出来つつも、打つ人はしっかり結果を残している所が、今季のオリックスの強さなのかなと感じる」と評価した。
真中満氏が「スリーバントのサインを主力の選手に出すのは、監督は結構勇気がいる。その中でも出して、しっかり決めている」と監督の心境を推測すると、谷沢健一氏は「岸田監督は投手出身なので、投手目線からこういうスリーバントは考えられる。打者にとってはスリーバントなんて本当にプレッシャーがかかるが、野手出身の監督は出しにくい。それを平然と出してしまう」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
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