
台湾で1000円出すと、どんなランチやディナーが楽しめる?
円安の海外旅行は食事代が気になりがちですが、台北・西門町近くの「東一排骨總店(ドンイーパイグーゾンディエン)」なら、定食スタイルでリーズナブルにいただけるんです♪
看板メニューの、パイコー飯こと台湾風とんかつライスを味わってきましたっ。
【パイコー飯の有名店へ】
今回訪れたお店は、観光客でにぎわう台北MRT西門駅から徒歩5分ほどの場所にあります。緑色の大きな看板を見つけたら、階段を登って2階へ。
少し暗いので「ほんとうにここにお店があるのかな?」と心配になってしまうかもしれませんが、お店に足を踏み入れると……。
テーブル席がたくさんあり、中がとっても広い! レトロな喫茶店風の内装に、なんだか昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気を感じます。
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同店は1971年創業と、50年以上営業する老舗店。グーグルマップの口コミは5000件以上、星評価は4.2と高い評価を得ているだけあって、12時頃にはほとんど席が埋まっていました。
【どうやって注文するの?】
まずは入り口近くにあるカウンターで注文と会計を済ませ、好きな席に座ります。日本語訳付きのメニュー表もありますよ。
日本人観光客だとわかると、先に席へと案内されその場で注文し、料理が届くと同時に会計となることもあります。従業員が多く、皆さん親切。
私が注文したのは、看板メニューの「台湾風とんかつライス(排骨飯)」です。お値段は180元(約802円)。
しばらくすると、副菜を添えた豚そぼろをかけたご飯、別皿にのせた大きな台湾風とんかつ、そして味噌汁が運ばれてきました。おいしそう〜♡
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【ガッツリ食べられるよ】
さっそく、台湾風とんかつからパクっといただきますっ。
特製スパイスがきいた衣はザクっと香ばしく、お肉はしっとりとしていてジューシー。甘辛い味がしっかりとしみ込んでいて、ご飯がすすむ……!
ご飯の上にはトロンとした豚そぼろがかけられていて、ルーロー飯のようになっているのもうれしいです。ブロッコリー、キャベツ、インゲンの炒め物などの副菜も、箸休めにぴったり。
ちょっと驚いちゃったのは、味噌汁にパクチーが入っていたこと。小ネギも入ってるので注意しないと見分けがつきません(笑)。ほんのり甘くて、台湾らしさ満点なお味です。
これだけ食べたらもう、お腹いっぱい。ご馳走さまでした!
台湾には、おいしい料理を手ごろな価格でいただけるお店がたくさん。これからも地元民に評判のお店を中心に、1000円縛りご飯に挑戦していこうと思いますっ。
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※日本円への換算は、2025年4月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:東一排骨總店
住所:台北市中正區延平南路61號2樓(Googleマップ)
営業時間:11:00〜19:50
定休日:月曜日
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch